社長の生い立ちコラム

〜将来不安な少年が、家づくりの“仕立て屋”になるまで〜


第1章|小さい頃の僕は、けっこう不安だらけでした

僕は小さい頃、体が弱くてすぐ熱を出す子でした。
それに生まれつき色弱ということもあって、子ども心に
「将来、できないことが増えるかもしれないな」
という不安があったんです。

小学校の中学年くらいまでは、正直、自分の未来に自信がありませんでした。
周りの友達みたいに夢中になれるものも見つけられなくて、
「ちゃんと大人になれるんだろうか」って、そんなことを考えてました。


第2章|親戚のお兄ちゃんと洋楽が、人生をひっくり返した

そこからガラッと変わったきっかけが、親戚のお兄ちゃんとの出会いと、洋楽との出会いです。
あれは本当に大きかった。音を聴いた瞬間に、世界の色が変わるというか、
「あ、これだ」って心が動いたんですよね。

そこからはもう、音楽漬け。
初めて「好き」って言えるものができて、未来がちょっと明るく見えたんだと思います。


第3章|東京へ。プロになったけれど、心が置いていかれた

大学を出る頃はバンドブームで、流れもあって東京に行きました。
ありがたいことにプロとして活動するところまで行けたんです。

でも、現実は甘くなかった。
業界の空気とか、取り巻く環境とか、いろいろ知るほど、音楽を始めた頃の“わくわく”が、
どんどん遠くなっていく感覚があって。
「このまま進んで、ほんとに自分は幸せなのかな」って迷いが出てきました。


第4章|人生最大の買い物「家」が、次の人生の入口になった

その頃、次の人生を考え始めた時に、改めて思ったんです。
家って、人生で一番大きな買い物ですよね。というか、人生設計そのものだなって。

そこでふっと父のことが頭に浮かびました。
父は建具や職人の仕事から、独学で大工の棟梁になった人です。
「ゼロから積み上げていく」っていう姿勢が、なぜかその時の僕にズドンと刺さって。
それで東京から地元に帰る決心をしました。

第5章 給料ほぼゼロの修業。でも腹は決まってました

大工の世界に入る時、父に言われたのはシンプルでした。
「修業の間は、ほとんど給料は出せない。住み込みみたいな生活になる。それでもいいなら」って。

その時にはもう結婚してたので、生活費は貯金を切り崩してのスタートです。
だからこそ腹を括りました。「1〜2年で、10年選手に追いつくくらいの勢いでやる」って。

昼は現場、夜は勉強。
つくるものを“手”だけじゃなく、“頭”でも組み立てられるようになりたくて、二級建築士も同時に取りにいきました。
今思えば、よくやったなっていうくらい、必死でした。


第5章|給料ほぼゼロの修業。でも腹は決まっていました

大工の世界に入る時、父に言われたのはシンプルでした。
「修業の間は、ほとんど給料は出せない。住み込みみたいな生活になる。それでもいいなら」って。

その時にはもう結婚してたので、生活費は貯金を切り崩してのスタートです。
だからこそ腹を括りました。「1〜2年で、10年選手に追いつくくらいの勢いでやる」って。

昼は現場、夜は勉強。
つくるものを“手”だけじゃなく、“頭”でも組み立てられるようになりたくて、二級建築士も同時に取りにいきました。
今思えば、よくやったなっていうくらい、必死でした。


第6章|仕事がない時期が、僕を一番育ててくれた

その頃、ちょうどバブル崩壊の影響で、仕事が途切れる時期がありました。

地元から見れば、
「音楽で遊んでいた息子が帰ってきた」
そんなふうに見えていた部分もあったと思います。

正直、かなりしんどかったです。

ただ、振り返ると、その時期が一番自分を育ててくれました。

  • なぜ選ばれないのか
  • 自分に何ができるのか
  • もし自分が家を建てるなら、何を大事にするか

考え続けて、たどり着いた答えはシンプルでした。

足りないものは、毎日一つずつ積み上げるしかない。

この姿勢は、今も変わっていません。


第7章|性能は土台。でも家の満足は「数字の外側」にある

最近は、どの会社も「性能が一番大事」と言います。
断熱・耐震はもちろん大切です。そこは僕も同じ考えです。

僕は、性能を「最低ライン」ではなく、
快適に暮らすための土台として、きちんと押さえています。

ただ、性能の数値だけに引っ張られてしまうと、
本当に大事な部分が見えなくなることもあります。

動線、光の入り方、収納、家事の流れ、将来の変化、メンテナンス、毎月の支払い。

最終的に「この家でよかった」と感じるのは、
こうした日常の実感の積み重ねだと思っています。


第8章|「全部叶える」より「後悔しない選び方」を一緒につくる

僕は、すべての要望に「できます」と言うタイプではありません。
時には、
「それはやめた方がいいです」
とはっきりお伝えします。

ただし、

  • なぜダメなのか
  • どんなリスクがあるのか
  • 代替案は何か

ここまでセットで、必ず説明します。

最終的に決めるのはお客様です。
納得して選ぶプロセスこそが、後悔しない家づくりにつながると考えています。


第9章|地域の「仕立て屋」として、唯一無二をつくりたい

家は、年数が経つほど差が出ます。
通りを歩けば、傷みの早い家と、きれいなままの家は一目瞭然です。

予算が厳しい時も、そこで終わりではありません。
優先順位の付け方や代替案で、満足度を上げる道は必ずあります。

土地についても同じです。
条件の弱さを、間取りやデザインで「唯一無二」に変えることもできます。


第10章|これから。ドットカラーズとして、土地から家づくりまで

建築業界30年という節目に、株式会社ドットカラーズとして体制を整え直しました。

世代を超えて、お客様ご家族を支え続けられる会社でありたい。
その想いから、不動産業の許可も取得しました。

土地探しの段階から、
「その土地に合う・合わない」も含めて整理し、
家づくり全体の安心につなげています。

施工エリアは西条市を中心に、松山・四国中央市へと広げています。


結び|家づくりは、暮らしの未来づくりです

未来が不安で仕方なかった少年が、今こうして家をつくっています。

音楽に救われた経験も、
ゼロから積み上げた修業の日々も、
仕事がなかった時期に考え抜いた時間も、
すべてが今の仕事につながっています。

性能は土台としてしっかり押さえる。
その上で、数字では測れない満足まで整える。

暮らしに合う一着を仕立てるように、家づくりを支える。

そんな工務店でありたいと、心から思っています。

家づくりの“迷い”を整理するところから、一緒にやりましょう。

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